この記事は東工プロジェクトアドベントカレンダー12/15 の記事です。目次は
こちらこんにちは、7253という者です。
去年に引き続き今年もクリスマスイブに記事を書かせて頂きます。
ことしもクリスマスイブ要素はゼロです!
ついでに東方要素もあんまりないです……大丈夫か?
そんなことより今日はえぷろのメンバーであるDabihさんの誕生日です!
おめでとうございます!!そろそろ本題に入ります
今日の記事は私が大学に入って最もハマったゲーム『ハグル』の紹介をさせていただきます。
前記事のミスティールさんには闇のゲームと言われましたが、無限の可能性を持つアナログゲームなので闇のハグルもありますが基本的には光なので安心してお読みください。
ハグルとは?ハグルは、シドサクソンによって設計され、多数のプレイヤーを対象としたパーティーゲームです。多くのパーティーゲームに比べるとかなり複雑で複雑であり、その結果、他の時間にゲームを楽しむことが知られている人々の集まりでのみプレイされることがよくあります。
Wikipedia
いつも解説のために使ってるWikipediaさんがうまく説明できてませんね。
というわけで私から説明させて頂きます。
ハグルとは不完全情報多人数交渉ゲームです。要するに
ルールが完全に分からないゲームですね。
より具体的に言うとまずプレイヤーにはそれぞれ
ルールカードと呼ばれるルールが書かれたカードが数枚と、
コンポーネントと呼ばれるチップやトランプなどのものがいくつか配られます。
このゲームは、ルールカードから
情報を集め推理し、手持ちのコンポーネントが
制限時間内に最高点となるように交換を行うゲームです。
例えばルールカードには、例えば
「赤のチップは10点」とか、
「同じ数字のトランプを持っていると30点」とか
「クラブのジャックを持っていると-50」といった得点やペナルティのルールが書かれています。
これが全部で20種類くらいあり、プレイヤーはこのうち最初は数枚しか持っておらずルールを
全て把握できません。
そこで
他のプレイヤーと交渉し、ルールカードを
交換したり、
見せあったりしてルールを把握していきます。
コンポーネントは得点のための
道具です。代表的なのはチップやトランプですが、極論何でもいいです。
最初はなんの価値があるか分かりませんが、ルールを集めていく過程で、持っていると
得点になったり、
ペナルティになったり、特定の条件を満たして
ボーナス点になったりすることが分かり、これを他プレイヤーと交換することで高得点を目指します。
制限時間は限られているので、
ルールを完全に把握しようとするとコンポーネントの交換が終わらないため、
ルールを推測し、効率よく交渉し、コンポーネントを入手する必要があります。
また、交渉には制限が基本的にないので情報の交換やコンポーネントの交換だけではなく、情報やコンポーネントの交換や言葉巧みに騙し取るなど、あらゆることが可能です。
この自由度の高さにハグルの面白さがあります。
ここまで書いてわかる方もいると思いますが、1度ゲームをプレイしてしまうと、ルールを把握してしまうので
二度と同じゲームはできないんですよね。
つまりTRPGやマーダーミステリーと同じように基本的には
自作が基本となってきます。
なので敷居が少し高いのがネックですね。
ついでにルールを沢山作りたい関係上、基本的に適正人数は
8人以上という人数面でも敷居が高いゲームですね。
しかし、自由にルールを作れるということは
あらゆるゲームを作れるということで制作面においても自由度はめちゃくちゃ高く、そこが魅力となっています。
次にハグル制作したいという方やもっと詳しく知りたいという方向けに簡単にルールカードやコンポーネントについて話したいと思います。
ルールカードルールカードは25種類くらいまでがいいです。
多すぎるとルール把握が時間内にできなかったり、そもそも
プレイヤーの脳が破裂する闇のゲームが始まります。
また、ルールを全体に回すために各ルールカードは
2枚以上あった方がいいです。しかし1枚しかないルールカードだと誰にも見せないで封殺するという戦法も取れるのでなかなか難しいところです。
また、
基本ルールとして最初に公開するルールを作ることである程度の枠組みを作り、より高度なゲームを作ることもできます。
ちなみに私が経験したり、聞いたことがあるハグルにはルールカードが
100種類以上合計345枚もあるものや
一部の人にしか適用されないルールカード、プレイヤーに
最後まで明かされないルールカード、
プレイヤーがルールカードを作るものなど様々なものがありました。
ルールカードだけでも様々な工夫が可能なので作りたい人は是非色々考えてみてください。
コンポーネントコンポーネントは
世界観を作るものです。
有名所だとチップやトランプなどがあります。
コンポーネントの種類に関しては
二、三種類までがいいと思います。
なぜなら多すぎると把握するもの管理するのも大変だからです。
コンポーネントと言っても簡単に用意するのは難しいのでおすすめとしては
ボードゲームのものを使ったり、
百均などで手に入るたくさんのものなどを使うといいです。
ちなみにハグルを制作し始めると百均に行くのが趣味になります。
また、コンポーネント凝りすぎると制作が
死にます。
過去に私は
2ヶ月くらいかけてコンポーネントを作ったことがありますが、その学期の授業とサークルを生贄にしたのであまり勧めません。
またコンポーネントとして、得点に直結することが最初からわかってるもの(100円で1ポイントのお金など)があると交渉などにおいて
情報料を払うことが出来るので交渉がしやすくなります。
私が経験したり、聞いたことのあるハグルでは、コンポーネントとして
トランプを切ったり、
電卓で計算させられたり、
宝くじを買ったり、
お菓子を食べたり、漢字カードで
必殺技を作ったりしました。
ここまで色々書いてきましたが、ゲーム自体がないといまいちピンと来ない方も多いと思うので実際に東方のキャラをモチーフに
『東方ハグル』を作ってみました。
興味のある方はご覧下さい。
東方ハグル上の『東方ハグル』は急ごしらえで作ったのでバグとか間違いとかあるかもしれません。
その時は申し訳ありません。
(ごめんなさいレポートに追われて時間を作れませんでした)長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。
少しでもハグルというゲームに興味を持っていただけたら幸いです。
明日はtokioさんによるVA-11 Hall-Aの布教です。
お楽しみに。